江戸の時代から伝わる技術とその意匠力の確かな伝承

東京銀器は、東京都の台東区や文京区、荒川区を中心とした地域で作られている東京都伝統工芸品です。
江戸職人の技によって洗練された銀器は、日本を代表する伝統工芸品として、現在も広く世界中で愛されています。

私どもは、日伸貴金属として3代の技を受継ぎ、現在では江戸末期から伝わる「銀師」として12代の技を受け継ぎ仕事をしています。
お客様に世代を超えお使い頂ける「用の美」としての伝統工芸品や、貴金属製品の製作販売、体験教室等を行うことで地域や社会へ貢献し、次世代へ伝統工芸品の文化や技を伝えるべく日々研鑽に努めております。

継承図

「東京銀器」の技を継承

東京銀器の技法は、平田家を祖とするといわれており、
初代平田禅之丞から九代平田宗道までその技法は平田派により継承されています。 日伸貴金属は、9代平田宗道の一番弟子である上川市雄(初代宗照)が創業しました。現在は、初代宗照の長男で日伸貴金属代表取締役である2代目宗照氏が江戸末期から11代続く『銀師』の技を2代目宗照として受け継いでいます。

 

江戸10代銀師 初代 上川宗照

(明治44年-昭和52年)

鍛金工芸科の祖師帝室技芸員/東京芸術大学教授
平田家6代宗幸の子として生誕した平田家九代平田宗道の一番弟子として師事修行
昭和39年 有限会社日伸貴金属を設立
昭和52年 逝去

 

 

  • 「東京銀器」伝統工芸一家 上川宗照
  • 初代 上川宗照の作品
  • 初代 上川宗照の作品
  • 初代 上川宗照の作品

     

江戸11代銀師 二代目 上川宗照

昭和20年生まれ。都立工芸高等学校金属工芸科在学中の昭和36年から、父である初代宗照に師事し、数々の伝統技法を自然と受継ぐ。初代宗照の逝去により昭和52年に二代目宗照を継承し、日伸貴金属の代表取締役に就任する。江戸銀師として11代の技を受け継ぎ、半世紀以上にわたる卓越された技能の錬磨や産業発展に寄与した功績により、「現代の名工」卓越技能章や「東久邇宮文化褒賞」「黄綬褒章」など数々の章を授与。江戸から東京へ脈々と受け継がれてきた技巧を基に、時代に合ったお客様のご要望に応じる「銀師」としてその技を伝えるべく日々精励を重ねている。

<受賞歴など>
昭和55年 東京都美術銀器工業協同組合コンクール入賞
昭和56年 日本貴金属宝飾品製造卸組合連合会コンクール入賞
昭和57年 東京貴金属工芸展工業協同組合コンクール入賞
平成13年 第六回全日本金銀創作展出品
平成14年 東京都台東区優秀技能者伝統的産業部門
平成17年 経済産業大臣指定伝統的工芸品東京銀器伝統工芸士として認定
平成18年 東京都優秀技能者(東京マイスター)知事賞受賞
平成21年 経済産業省関東経済産業局より「平成21年度地域資源活用新事業展開支援事業「江戸から伝わる職人技を生かし高い技術力を強みとする「東京銀器」ブランド化プロジェクト」として認定

平成21年 東久邇宮文化褒賞表彰
平成21年 現代の名工卓越技能章を授与
平成26年 黄綬褒章を授与
平成30年 日本伝統工芸士会功労者表彰
平成31年 東京都伝統工芸士認定

 

[出演番組など]
平成20年 【フジテレビ 一攫千金!日本ルー列島】
平成22年 【テレビ東京  みのもんたが全国縦断日本の名工16選】
平成23年 【テレビ東京 ものスタMOVE】
平成24年 【テレビ朝日 若大将のゆうゆう散歩】
平成26年 【BSジャパン『日経おとなのOFF』】【テレビ東京 L4YOU!】【TBSラジオ『ラジオワールド』】【NHKWORLD MOSHIMOSHI NIPPON】
平成28年 【日本テレビ シューイチ 中山のイチバン】
平成29年 【テレビ東京 出没!アド街ック天国】【よじごじDays】【和風総本家】【TBS 「はやドキ!」】
平成30年 【テレビ東京 ガイヤの夜明け】【NHK国際放送「TOKYO EYE2020」】【台東区公式YOUTUBE「台東区の伝統工芸」】 【NHK イッピン】
令和02年 【CMアドバイザー】

令和03年 【TOKYO MX バラいろダンディ DANDY Academy 江戸から続く銀師(しろがねし)一家の生き様】
令和04年 【テレビ東京 旅スルおつかれ様~ハーフタイムツアーズ~台東区の歴史、文化、伝統を再発見!江戸の匠・職人を撮る】
【テレビ朝日「東京サイト」】

令和05年 【テレビ東京 東京もとくらし】

「東京銀器」上川宗照
        

  • 上川宗照の作品
  • 上川宗照の作品
  • 上川宗照の作品

 

 

江戸12代銀師 後継者長男上川善嗣雅号宗伯

昭和48年生まれ。

江戸より続く銀師の家系に生まれ、幼少期より祖父・初代宗照、父・二代目宗照のもとで、鍛金の音と職人の所作に親しむ。貴金属メーカーでの社会経験を経て日伸貴金属に入社し、江戸期より継承される正統な鍛金技法を学ぶ。銀師上川善嗣は、「不易流行」「用の中に美を宿す」という理念に基づき、銀器は人の手に触れ日々の営みの中で使われることで『誂え』という文化価値と美が深まるものと捉えています。現在はオーダーメイド制作に加え、体験教室講師を通じた伝統工芸品産業の普及活動や後継者育成、地域文化観光産業振興にも取り組んでいます。伝統の技と変わらぬ理念を次代へ正しく伝え繋げ、その価値を銀師としての判断と責任を引き受けながら日々研鑽を重ねております。

Silversmith Sōhaku – Yoshitsugu Kamikawa

Born into a lineage of Edo-style silversmiths, Yoshitsugu Kamikawa was immersed from an early age in traditional hammering techniques under the guidance of his grandfather and father. After gaining professional experience in the precious metals industry, he joined Nisshin Kikinzoku and devoted himself to mastering authentic Edo-period metalworking techniques.At the core of his philosophy is the belief that true beauty emerges through use. Silverware is not created merely for display, but to be held, used, and enriched over time through everyday life. Alongside his work as a silversmith, he is committed to sharing these traditions through workshops and education, striving to pass on both technique and spirit to future generations.

伝統的工芸品とは、素材そのものの価値を語るものではありません。伝統的工芸品として国や東京都から指定される素材が銀であるのは、長い歴史の中で加工技術や用途、文化的背景が積み重ねられてきた軌跡です。銀師上川善嗣は、伝統工芸品の銀器を銀相場や保有価値等を目的とした資産運用やテクノロジーの対象としてではなく、先人の知恵に基づく人の手や地域文化歴史的背景、熟練された経験や判断を通じて形づくられる仕事の証として捉えています。変えてはならない本質を守りながら時代に応じた在り方を選び取る「不易流行」のもと、使われ、育ち、時を重ねることで意味を深めていくとこで、地域の文化観光産業や後継者育成、海外文化交流などの普及促進振興に寄与することを目的としております。そのようにして暮らしの中に息づき、生活に伝統美を取り入れるものが「用の美」であり、その価値は「誂え」という日本文化理念に基づく未来に向けた日本伝統文化の継承です。伝統工芸品は、市場や一過性の評判ではなく、人の営みの中で静かに長く定まって受け継がれていくものです。このように、日本の伝統工芸とは作る人の真心、人の手と判断、そして時間の積み重ねによって静かに形づくられていくものだと考えます。その価値を形にするために、銀師の実践者として日々の仕事と鍛錬を積み重ねております。Traditional craftsmanship is not defined by the intrinsic value of a material itself.Silver is designated as a material for traditional crafts because techniques, usage, and cultural context have been accumulated over a long history.For Yoshitsugu Kamikawa, silver is not an asset for investment or speculation, but the result of human skill, judgment, and responsibility.Guided by the principle of fueki-ryuko—preserving what must never change while choosing how to adapt—craftsmanship gains meaning through use, time,and daily life. Its value is not determined by the market, but quietly shaped within human practice.

 

 

 

<受賞歴など>
平成 7年 第三回全日本金銀創作展入選
平成 8年 東京都伝統工芸後継者展出品
平成10年 台東区優良従業員表彰
平成13年 第六回全日本金銀創作展出品
平成16年 東京都伝統工芸品産業後継者知事賞受賞
平成21年 経済産業省関東経済産業局より「平成21年度地域資源活用新事業展開支援事業「江戸から伝わる職人技を生かし高い技術力を強みとする「東京銀器」ブランド化プロジェクト」として認定
平成27年 第37回台東区優秀技能者伝統的産業部門表彰、第11回東京国立博物館「台東区伝統工芸職人展」製作実演
平成28年 2016「地域の匠」優秀技能者として表彰、第12回東京国立博物館「台東区伝統工芸職人展」製作実演、国立科学博物館「〜来て、見て、体験〜台東区の伝統工芸」製作実演
平成29年 第13回東京国立博物館「台東区伝統工芸職人展」製作実演
平成30年 第14回東京国立博物館「台東区伝統工芸職人展」製作実演
平成31年 第15回東京国立博物館「台東区伝統工芸職人展」製作実演
令和01年 第16回東京国立博物館「台東区伝統工芸職人展」製作実演、国立科学博物館「江戸・東京の伝統工芸-職人の技」製作実演

令和04年 第17回東京国立博物館「台東区伝統工芸職人展」製作実演

 

[出演番組など]
平成26年 【BSジャパン『日経おとなのOFF』】【テレビ東京 L4YOU! 】【TBSラジオ『ラジオワールド』】
平成27年 【TBS あさチャン!】
平成28年 【日本テレビ シューイチ 中山のイチバン】
平成29年 【テレビ東京 和風総本家】【出没!アド街ック天国】【よじごDays】【TBS 「はやドキ!」】
平成30年 【テレビ東京 ガイヤの夜明け】【NHK国際放送「TOKYO EYE2020」】【台東区公式YOUTUBE「台東区の伝統工芸」】【NHK イッピン】
令和02年 【CMアドバイザー・出演】【TOKYO MX 「週末ハッピーライフ!お江戸に恋して」】【テレビ東京「昼めし旅〜あなたのご飯みせてください〜」】

令和03年 【TOKYO MX バラいろダンディ DANDY Academy 江戸から続く銀師(しろがねし)一家の生き様】
令和04年 【テレビテレビ東京 旅スルおつかれ様 ~ハーフタイムツアーズ~台東区の歴史、文化、伝統を再発見!江戸の匠・職人を撮る】【テレビ朝日「東京サイト」】【 J-WAVE TDK VOICES FROM NIHONMONO「行けるニホンモノ」】
令和05年 【テレビ東京 東京もとくらし】【台東区伝統工芸2社が奇跡のコラボ!日伸貴金属×道明が送る「組紐と純銀のスマホストラップ」BSテレ東「地域にエール!まちカケル」】

令和06年 【TOKYO MX ぐるり東京 江戸散歩 伝統とモダンが共存する街 蔵前】

令和07年 【J-WAVE公式 BMW FREUDE FOR LIFE VoL:73】【経道 KEIDO 江戸の地で育まれた技を世界へ】

     【第13回 TOKYO職人展において実施された中高生による取材記事が東京都「TOKYO中高生WEB」にて公開されました。】

令和08年 【ZOZOグループ / Artisan 「不易流行を生きる──江戸銀師400年の技を受け継ぐ東京銀器・日伸貴金属の現在地」

 

「東京銀器」上川宗伯
  • 上川宗伯の作品
  • 上川宗伯の作品
  • 上川宗伯の作品

上川宗伯 作品一覧へ

後継者長女上川宗智

東京都台東区生まれ。短大を卒業後、父である二代目上川宗照に師事し、鍛金技法を学ぶ。後継者4人兄弟の長女であり、女職人ならではの繊細な感覚は多くの愛好家に支持されています。ワクワクや感動を生む創造性を活かし、お客様が日常生活に彩りや癒やしを取り入れられるような、時代に合った伝統工芸品の制作を目指しています。

<受賞歴など>
平成17年 第8回全日本金銀創作展入選
平成19年 平成19年度「進め!若手商人育成事業若手商人研究会」に参加
平成20年 輝け 第1回東京銀器新作展出品
     「東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞(第4回)」出品
     平成20年度「進め!若手商人育成事業 若手商人研究会」に参加
平成27年 第37回台東区優秀技能者伝統的産業部門表彰
     第12回全日本金銀創作展出品
令和元年 第13回全日本金銀創作展入選「台東区長賞」受賞

令和6年  第14回全日本金銀創作展出品

 

[メディア出演]

NHKワールド
もしもしにっぽん MOSHIMOSHI NIPPON
Episode #18 Nippon ABC “T” Tokyo-Ginki
【NIPPON ABC】 「T…東京銀器」

全日本美容業生活衛生同業組合連合会「ZENBI」12月号
伝統に生きる 美と技を受け継ぎ育む女性たち/12
自分らしい物づくりを ルーツである東京銀器で
東京銀器職人 上川 宗智

レディス4
江戸のワザを受け継ぐ!伝統工芸の女性職人』
上川宗智

マイファースト・ビッグ
あんどーなつ 干菓子
修行に励む女の子たち応援コラム「職人女子」
東京銀器職人上川宗智

他多数

 

 

  • 上川宗智の作品
  • 上川宗智の作品
  • 上川宗智の作品

上川宗智 作品一覧へ

後継者次男上川宗光

昭和52年生まれ。高校を卒業後、平成8年より父である二代目上川宗照に師事し、鍛金技法を学ぶ。後継者4人兄弟の次男。数々の職人技術を学びヘラ絞りによる加工を得意とし「自然」をテーマに作品を多く手がけ時代にあわせた伝統工芸品が注目されて高い評価を得ている。

<受賞歴など>
平成13年 第6回全日本金銀創作展出品
平成15年 第7回全日本金銀創作展出品
平成16年 JJAジュエリーデザインアワード 2004入選
平成17年 第8回全日本金銀創作展出品
平成20年 輝け 第1回東京銀器新作展出品

平成25年 第11回全日本金銀創作展出品 審査員長特別賞受賞

令和3年  EQBC2021 金属アレルギーに優しいデザイン・アイデアコンテスト・作品・造形部門 グランプリ受賞

令和03年 TOKYO MX バラいろダンディ DANDY Academy 江戸から続く銀師(しろがねし)一家の生き様

「東京銀器」上川宗光
  • 上川宗光の作品
  • 上川宗光の作品
  • 上川宗光の作品

上川宗光 作品一覧へ